2005.4.17  本日のお散歩は若奧しゃまと.2

賄い侯爵邸の桜です(華頂宮邸と言う噂も?)

遅咲き? それとも種類が違う? いずれにしても見事な桜がここには残っていました。


こちらは洋館のベランダから見た正面の和風建築です。緑の中に桜が混じっていると言うのも山里の風情で良いですね。ところでこの建物、侯爵邸の一部なんですが、くずてつ奥様に「何だと思う?」と問題を出したら、「う〜ん、お茶室かしら?」「ブー!外れ!」
なんて、実は最初は私もそうかと思ったんですかどね。


同じベランダから先ほどの桜を見たところです。

他の季節は竹寺報国寺・旧華頂宮邸indexからどうぞ

メインダイニング・境内レストランへ

さて、いよいよわたしの定番、境内レストランです。この奧に貴族の洋館が有るとは誰も思い増すまい。


ここまではなんとかお寺らしさが有るんですが・・・、とさりげなくお二人さん。

えっ、お前にしちゃ〜おくしゃまの写真が少ないじゃないかって?
いやー、沢山撮ったんですよ。ほんと。でもそれはみんなくずてつさんのデジカメ一眼レフでね。手元に残ってはいないのです。
何処へ行っても「これで撮って!」とカメラを人に押しつけてふたりでニコニコと。
は〜、やっとられんわ。(笑)


それはともかく、お寺の境内なのに、段々様子が変わってきて・・・

ほらね。元貴族院議員さんの邸宅です。


こちらは庭の横から。左の建物の石組みのところがパンを焼く窯です。


これが客席から見たところ。ちょうど焼けたパンを取り出しています。

このレストラン、もとい、我が家の迎賓館メインダイニングでジェイくんと合流。大人が4人になったのでブルゴーニュのワインをフルボトルで1本。
(と言ってもボジョレーだけどね、笑)
娘にも乾杯分だけ1〜2cm注いでやりました。

食後の、くずてつ奥様との談話
「そろそろ”こんな人とは知らなんだ!”ってのが出てきてるんじゃない?」 
「そうなのよ、ほら、こういうとこ」
言われてふと見ると、ワインが空になって物足りないくずてつさんが、非常用の小瓶からそしらぬ振りして何かをグラスについでいるではないですか!(笑)
(どういう非常時じゃ!)


食事の後に境内の散策路から。

他の季節は浄妙寺と石釜ガーデンテラスindexからどうぞ


お腹も(肝臓も?)満足して、「んじゃ〜流鏑馬を見に行こうか〜」
と自転車に跨るくずてつさん。でもいつもの自転車とは違います。
ママチャリに跨るくずてつさんの姿なんて本邦初公開なんじゃないかしら。

”なんじゃこりゃー!” とのけぞったそこの貴方。実は鎌倉まで奥様用のミニベロを輪行してきたんで、自分の自転車までは持ってこれなかったのです。
でもママチャリに乗せて、調子を狂わしておかないと、この人ピューンと飛んでっちゃうからね。奥様のペースに合わせるにはこれが一番ですわい。(笑)
あっ、隣はうちの娘でこちらは普段からママチャリです。

そこから田楽辻子(でんがくずし)を通ってのんびりと鶴ヶ岡八幡へ。
大御堂橋を渡った文覚上人邸跡あたりから報国寺や華頂の宮邸のある宅間ヶ谷までの小径が田楽辻子で、滑川 に沿った鎌倉時代の古道です。「田楽」は途中の釈迦堂の谷戸(切通しのある処)に田楽師が住んでいたから。「辻子」は通り抜けられる路地ぐらいの意味だったと思います。
途中の滑川が蛇行しているあたりの景色はくずてつさんもお気に召したようです。