鶴ヶ岡八幡2003.4.12  ぼたん庭園の桜 

年は違いますが、こちらはそれから約10日後の4月12日です。
流石に4月も中旬になると桜は終わりかけていますね。

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この頃は源氏池の弁天島以外の島、人の入らない2つの島は繁殖期には鷺島と化しました。
この頃はまだ巣作り子作り子育てが始まる前ですが。

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解りにくいですが五位鷺も3羽居ます。蓮の花の咲く7月頃は鷺の子供も大きくなって、この2つの島の木も地面も、その糞で真っ白になります。その性か去年だったか巣の作れそうな木や枝を全部落とされてしまって・・・・、「神も仏もないものか」とちょっとばかり思いましたが。
あの鷺達は今は何処に行っているんでしょうかね?


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牡丹自体には私はあまり興味は無いのですが、でも綺麗でしたね。

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一番奥の斎館の庭の枝垂れ桜はとても綺麗なのです。
これが見に行きたかったのですがねぇ。

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ところで「斎館」てなんじゃ? 斎宮なら知っているが。その住まい? しかし伊勢神宮じゃないんだから、と言うか今は伊勢神宮にだって斎宮なんて居ないだろう。
実は今年2006年の元旦の夜中に流鏑馬道の屋台の処で、神官に案内される石原慎太郎東京都知事とすれ違ったのです。それがこの斎館の方に案内されていたんで、もしかして書院、客殿みたいなものなのでしょうか? と思って調べてみました。ところが精進料理の料亭みたいなのばっかり引っかかります。が、外宮斎館〈げくうさいかん〉と言うのを見つけました。

祭典のときには、祭主、大宮司、少宮司をはじめ全神職が前夜または前前夜から参籠(さんろう・心身を清めるためのおこもり)する。斎館の建物に続いて行在所(あんざいしょ・天皇陛下ご参拝のときのご用にあてられる)がある。

羽黒山参籠所(斎館)

往時の山伏達が住した遺講としても貴重です。京都の高貴な方々が来山した際にもてなした京都風公家造りの部屋などもあります。

やっぱり宿泊所、来賓の休憩所のようですね。石原慎太郎はやはりそこに案内されたんでしょう。


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