| 西上州道普請.2 旧武州街道・古谷ダムへの旧道 07.05.04 |
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こちらの門とその瓦は実に立派でした。おそらくは江戸時代からの旧家でしょう。秩父騒動のとき、十石峠を越えてきた困民党が襲ったと言う浅川三家のひとつかもしれません。
浅川三家のもうひとつはこちらでしょうか? このあたりは旧大日向村で、十石峠は西上州楢原村白井(しろい)からここ大日向村を結ぶ峠です。
それにしても正に「春」な景色ですね。
こちらのお宅では軒下に薪が。煙突も無いしまさか今時炊事や暖房と思えませんが、何に使うのでしょう?
タイトルを「五月の桜」に変更しようかと。(笑)
いつも気になる対岸のあの旧家も浅川三家のひとつでしょうか?
実はその旧家の南側の道にお墓が。旧武州街道はこちらだったのかもしれません。明治時代のものも多いですが中には江戸時代のものもありました。
そこから旧道なのか裏道なのかを上っていきます。
現在の車道・国道299は川の対岸になります。
これが旧武州街道であろうがなかろうが、やはりツーリストにはこちらの道でしょう。
古谷ダムの下の吊り橋から国道299に戻ります。
ここの桜はまさに満開!
あちらに見えるのが古谷ダムです。
ん? 女性のローディが上っていきます。実はこの後にももうひとり。
古谷ダムの人工湖が終わったあたりで「十石峠まで5km」と。
私しは単に山躑躅と呼んでいますが、三つ葉ツツジでしょうか。きれいでした。
ここが私の休憩ポイント、古谷渓谷・散策の森バンガローの管理棟です。その入口の脇に飲み物の自動販売機とビン缶のごみ箱が。だもんでここで頂上までの水分補給を。
その先から峠までもカーブの番号札が。いままで33号からだと思っていたんですが、35号から始まっているんですね。おそらく道路倒壊や補修のときに「○号カーブの先○mの位置」とか言うのでしょうか?
さて、この看板が始まったらいよいよ坂の傾斜は10%に近くなります。 |