鎌倉の夏 2008.7.19  北鎌倉山内・八雲神社のお祭り 

は〜、先月までは北鎌倉のお寺なんて歩いてだって行けたのに、今月からは電車で2時間です。

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このホームはこれまではどっかからの帰りだったのになぁ・・・。(^_^;)  あっ、浴衣のお姉さん♪


今月のノルマを果たしにともかく東慶寺へ、と思ったら、円覚寺の参道に管長猊下が。
貴族や将軍には「閣下」と言いますが、宗教関係では「猊下(げいか)」です。

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それはともかく、この光景を見た瞬間、私はピンと来たのであります。
って、威張るほどのことでも無いけどね。というか、「ついこないだまで住んでたのに山内の祭礼の日を忘れていたのか!」って言われちゃうかもしれないけど。
これから御神輿が来るんです。多分。


やって来ました。円覚寺で見るのは初めてだけど、昔浄智寺で見たことがあります。

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神主さんと御神輿が参道の入り口に入ってきました。

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神主さんが管長猊下にご挨拶。

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昔に浄智寺で見たときは、浄智寺の住職さんが、御神輿に向かってお経をあげていました。昔はそれを見て、「え〜!」と思いましたね。
しかしよくよく考えてみれば、神仏分離なんて明治時代からのこと、たった100年ちょいの短い歴史で御座いますよ。それまでは聖徳太子以来ず〜っと神仏混合。それを思えば何の不思議も無いのですが、でも海外では考えられないでしょうね。


そして御神輿は再び出発。おそらくそのまま建長寺に行ったんでしょう。
私はお見送りして東慶寺へ。

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東慶寺のあと、連れとPoocHで豆カレーを食べていたら、戻ってきました。

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今度は子供御輿も一緒に。子供御輿は建長寺の方にあるんです。

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コーヒーも飲み終わって、浄智寺をちょいと覗いて、北鎌倉駅の方に戻ると、こちらのお宅の門には祭礼の提灯が。良いですねぇ。

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で、駅に戻ると、御神輿はここにいました。

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持ち上げて、グルグル回して・・・

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左右に揺すって・・・、こっち側の人、飛び上がってるでしょ。

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反対側では沈み込んで・・・

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ということを何回か繰り返して、建長寺・円覚寺の反対方向へ戻って行きました。

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しかし私は、駅前にまだ用事があるのです。これ。こまきのスペシャル氷レモン。こちらの氷レモンは生レモンを搾っているのですが、私用スペシャルバージョンはレモン2倍!! 

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これを食べないと私の夏は始まらないというお約束の一品。そして、こまきから「氷」の小旗が消えると、「は〜、夏も終わりかぁ・・・」ってなります。


ところで、このお祭り。どこのお祭りなのかと言うと、北鎌倉は山内、駅のホームから鳥居の見えるここ八雲神社です。それがねぇ、駅から見ると不思議な光景でねぇ。断崖絶壁の上に鳥居が見える。鳥居の前に階段が無い!

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実はこれこの通り、参道は折れ曲がっているんですね。あの石柱には「村社八雲神社」とある「村社」の部分がモルタルがかコンクリートだかで埋められています。今は村じゃないからね。 


こちらから登るのは今日初めて。しかし、この鳥居の前の断崖絶壁は気になる。多分元の参道が宅地開発で削りとられて迂回したんじゃないんでしょうかね。と思って、確認の為に明治15年陸軍省のフランス式地図を見てみました。「神奈川県相模国鎌倉郡山之内村及び上野村」。

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う〜ん、よく解らない。斜面(の部分に道が書いていないので。もしかして、昔はこっち側に参道(石段)は無かった?


そんな謎を抱えながら、調布に帰り着くと・・・、虹だぁー!

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ひとつはもう薄くなっていますが、2重に虹。虹なんて見たのは何十年ぶりでしょうか。それもこんなにはっきりした虹は初めてかも。