鎌倉 2010.11.03           東慶寺の秋

匠の市を通り抜けて東慶寺の山門から覗くと・・・。なんとなく秋ですねぇ。

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何がという訳ではないのですが。


千両だか万両だか。沢山なっているから万両です。っていい加減なことを。(笑)

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千両は葉の上に赤い実がなります。


柏葉アジサイも色づいてきました。でもまだ序の口です。

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これは何の木?

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足下に目をやると、竜胆が。

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植物としての竜胆は「りんどう」と読みますが、薬にすると「りゅうたん」と読むそうです。この草花が竜胆という名になったのは漢方薬にすると苦くて「まるで竜の胆(きも)のようだ」というところからなんだそうです。本当かねぇ。まあwikipediaに書いてあるんだから本当でしょう。


こちらにも。でも、ツタみたいに地面をはっていましね。

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花屋さんで売っている竜胆はピンと茎が立っているんですがねぇ。もしかして勘違い?

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と思って調べてみたら、あちらは別種のエゾリンドウの栽培品種なんだそうです。こっちが本物。


本堂の中庭から振り返ると、お着物の女性が。実は大勢いらっしゃったんです。お茶会らしい。

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でも、いかにも秋な雰囲気ですね。


その本堂の門の上は紅葉(もみじ)なんですが、紅葉(こうよう)はまだまだですね。

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こちらは宝蔵の前。何という名なのでしょうか。赤い菊が。

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ところで、度々登場する杜鵑草(ほととぎす)なんですが、東慶寺に多いのはこの種類。竜胆のように地面をはっています。私は家に生えてる杜鵑草よりも、こちらの杜鵑草の方が好きですね。

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家に生えてる杜鵑草ですか? 地面を這わずに立っているもっと斑の強いやつです。


こりゃ椿ではなくて、山茶花(さざんか)ですよね。

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