| 鎌倉 2012.07.28 英勝寺の山門復活 |
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さて、由比ヶ浜でお昼を食べ終わっても、夜のファイアーショーまではまだ7時間もあります。
そして今小路を寿福寺へ。この路地なんとなく好き。
こちらが寿福寺です。先を急ぐので蘊蓄はリンクで省略。
その寿福寺のお隣はこの英勝寺。
拝観料300円を勝手に置いて中へ。あっ、鬼百合。
この季節は何処に行っても鬼百合ですね。
あちらに見えるのは袴腰付鐘楼。寺格の高い寺にしか見られない珍しい様式だそうで、
その鐘楼から振り返ると、おお、あれが再建なった山門かぁ。
再建といっても、関東大震災で倒壊したときの部材をそのまま使っています。
なかなかよい姿ですね。
その山門から覗く仏殿。宝珠殿です。
中央に見えるのは徳川家光寄進の阿弥陀如来。向かって右に観音菩薩と左に勢至菩薩の阿弥陀三尊像です。脇が小さいので気がつかないかもしれません。
天井には龍雲図が。奥の両脇には鳳凰。
その脇に英勝院を祀る祠堂への唐門があります。これも神奈川県指定重要文化財。
欄間のぼたんの彫り物はかなり細かいです。
さて、英勝寺を出て、海蔵寺の方へ線路沿いに進むと、坂の上に『十六夜日記』の阿仏尼の墓と伝える矢倉があります。本当にそうなのかどうかは判りませんが。
そのお隣にはお稲荷さん。このお稲荷さんは英勝寺が祀ったもの。昔は神仏混合だったですからね。
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