鎌倉オフ Vol.2   光明寺の石塔と石碑     2016.07.18  

観蓮のあと、三尊五祖の石庭へ。三尊とは、極楽浄土の阿弥陀仏とその脇士たる観音・勢至の二大菩薩。五祖とは浄土教を説法流布された釈尊(インド)善導(中国)法然・鎮西・記主(日本)の浄土宗五大祖師なんだそうです。この三尊五祖が石で表現されています。

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蓮暑が「何かこの石の配置、お釈迦様がのけ者にされてない?」と。確かに。
お釈迦様より阿弥陀様というのが浄土宗なんでしょうか? 

ぐるりと廻ると古い五輪塔が。

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あれは何でしょう。
お坊さんが明日の天気を占ったという説。長身の男がここから本堂に入ったという説などが飛び交いましたが、謎はいよいよ深まるだけでした。 

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変わった屋根でしょ。建築史の書物を紐解いてもあの屋根の様式は出てきません。だって後から継ぎ足したものですから。それに気づいたのはつい先日のこと。 

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この景色、好き♪ 

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本堂を退出する面々。 

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で、境内を出ようとしたら、みんな脇の方へ。
この人達、石塔の匂いが解るんでしょうか? 板碑です。 

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割れたのを後ろで補強してあって、何年のものなのか、願主は誰なのかが読めません。 

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