| 鎌倉の梅 2010.2.20 東慶寺の梅 |
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今月初めての北鎌倉です。親父の入院などで家を離れられなかったのです。で、まずは東慶寺。
う〜ん。予想通り満開ですね。梅。 まるで家紋のような梅がひっそりと。
こちらはドバッと。
こちらは書院の門の白梅です。
その書院の塀の外にはマンサクが花を開きました。
こちらは本堂の門の白梅。
そして本堂の前の黄梅を咲き始めました。まだちょこっとですけどね。今年はちょっと遅いみたいです。開花は例年通りだったんですが、そのあとの進みが遅くて。
こちらも本堂のお庭。ピンクの梅の花が今は盛り・・・、のちょっと前かな?
定番で御座います。本堂の門から外側の紅白の梅。
山茱萸 (さんしゅゆ)が開き始めました。
となると、蝋梅はもう終わりかけですね。ここでは。
水仙は盛りの始まりというところでしょうか。
そう言えば、普段は水月堂にお籠もり遊ばされておいででなかなかお目にかかれない水月観音様が宝蔵の方で公開されています。東慶寺の仏像特別展てことで4月11日(日)まで。
その宝蔵から見たお茶室。ということでお抹茶を頂きに行きましょう。 こちらが、まあ平たく言えばお茶室の待合室。 おっ!
なかなか良いですねぇ。ここに来る楽しみのひとつです。
お茶室の前には紅梅が。なんせお茶室ですから梅も菖蒲もここから見るのが一番です。立礼(りゅうれい)お茶室というのは椅子式ってことで、決して立ったまま頂くのではありません。ご安心を。
更に言うなら、江戸末期に外人にも親しめるようにとあみ出した作法ですから、ようするに略式なんで御座いますよ。だもんで別にお茶を習っていなくったってゼーンゼンOK! この時期の生菓子はいつも変わらぬこれ。生菓子、つまり和菓子の練り物は本来は特注品で、これも東慶寺のお茶室向けだけのもの。上の写真のお茶室の前の紅梅をモチーフにしたものです。
ところでこのお茶室。お茶屋さんとして一環公開は年に2回、梅の時期と花菖蒲のときだけ。梅に合わせた今回の公開、というか営業は、予定では28日の日曜日までとか。でも梅の花が遅れているからもしかしたら1週間伸びるかも。 他の季節は北鎌倉・東慶寺 index からどうぞ |