北鎌倉 2011.5.02            5月の東慶寺 

5月の東慶寺は静かです。何故かというと、目立った花が無いんですよね。

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東慶寺にはではなくて、5月にはですけど。


と思ったら椿がひっそりと。

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これはセッコクです。始めて見たのは長谷寺でしたね。字は「石斛」。健胃、強壮作用などがあり、漢方薬として用いられるんだそうで、少彦薬根(すくなひこなのくすね)なんて古名もあるようです。

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医療神である少彦名命(すくなひこなのみこと)にちなんだのだとか。


ん? 木瓜がまだ咲いています。慣れましたが。

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なんでしょ、これ。花のようなそうでないような。

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うつむいている毛むくじゃらじゃないのが花なんですかね? えっ、翁草というんですか。


これも去年から解りません。多分花だとは思うのですが。

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これなら私も知っているんですがねぇ。躑躅です。

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これは知らない人が多いかも。大葉紅槲 (おおばべにがしわ)で御座います。大葉紅柏って字の方が一般的なんですかね。

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別名  「大葉赤芽柏」(おおばあかめがしわ)とも。蕾のときの写真もどっかにあったけど。


花菖蒲はまだまだ。第一アヤメだって咲いていません。

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咲いているのは十二単(じゅうにひとえ)。でも元の十二単は白い花みたいですね。

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これは園芸改良品種で「アジュガ」ともいう見たいです。あっ、紋白蝶。

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それと一緒に一株だけ咲いていたこの花は綺麗でしたね。でもなんて花なんだろう?

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で、東慶寺を出てきたら民家の軒下でツバメが巣作りの真っ最中。

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なんだこら、ジロジロ見るんじゃねぇ! と睨まれてしまいました。


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