円覚寺から電車で鎌倉駅にワープし、タクシー乗り場で「左可井」（さかい）へ電話。
「六人なんですけど入れます？」と聞いたら「今日は空いてるので大丈夫ですよ♪」と。
よっしゃー！
三人づつタクシーに分乗して直行。「災い（曇・雨）転じて福と成す」で御座います。
晴れの日じゃ六人なんて無理なんですよぉ。一人でもこの階段でだいぶ待つぐらい。
でもみんな「えっ、ここ？　入っていいの？　普通の家じゃない」。

ほらぁ〜、ちゃんと看板があるでしょ。
でも皆さんこれ読めたでしょうか。私は読めませんでした。何年も古文書の解読をやっているのに今でもあれが何で「左」なのか理解に苦しみます。

普通の家なのは入り口と玄関だけではありません。
中も普通の家。 普通の家と違うのはこの机がいくつもあることと、お品書きが置いてあること。

普通の家でくつろぐ普通じゃない面々。

ちょっとだけお酒も呑もうか？　と300ｍｍの冷酒を四人で。

執権奥様はお酒を手に嬉しそうな顔。
お嬢さんの第一志望合格の直後だからお酒のおいしさも格別だったでしょう。

悪の秘密組織さんもお酒を注いでもらって嬉しそうな顔。ちょっとテレも入ってる？

画像提供：おじょうちゃん。

わしは自撮り。

で、お食事。 執権奥様は押し寿司。

おじょうちゃんはあなご丼のセット。

悪の秘密組織さんは穴子丼と素麺のセット。この素麺は竹の筒に入っていてそれを落として頂きます。これがなかなか楽しくて、おまけにおいしい♪

わしはまぐろ丼に。あれ？　うどんの写真がない。　
誰だ、おんなじもん頼んだやつは！　穴子丼は一人でいいじゃん！　と云ったら「だって奉行人のアナウンスは”さか井のあなご丼”だったじゃないか」、「そう云われたらあなご丼頼みたくなるのが普通でしょ！」。ううう、うどんも面白かったのに。（ブツブツ）

楽しいお食事が終わって帰ろうとすると、部屋の端におひな様が。

外に出ると。
ほんと、いつ見ても悪の秘密組織さんは悪の秘密組織ってカッコですねぇ。

あれ？　あの白覆面は。わっ、悪の秘密組織が二人になった−！

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