2020.04.10-11   公園の桜と新型コロナ.7  

2泊3日のショートスティから母が戻ってきたので近くの公園へ。桜はギリギリ。

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ここに来ると母は機嫌が良くなります。本当はもうちょっと先にきちんと満開な桜もあったのですが、反対方向へお昼を食べに行く都合もあるのでいつもここまで。

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残念ながら今日はおこちゃまの姿はあまり。あの乳母車はおこちゃまではありません。お犬様。 

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こちらのご一家はピクニック。少し前にはお弁当を広げていました。 

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さっきのお犬様。車に乗せていたのはうちの母と同じくもう年老いているからですかね。
他の犬を見つけてしばらくじゃれ合っていました。このシーンでは一匹離れていきますが、あれはトイレの為。

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でも桜はもう終わりですね。おや、またラグビー親子が。これまでと違うのはお母さんではなくてお父さんが。お父さんは本式のラガーマンのようでした。だから?

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こんな記事が。

森山広子部長(53)は「活動をなくしていくと感染のリスクは低くなっても、体の機能が落ち、ストレスもたまる。動いて、食べて、いつも通りの元気な生活が送れるサポートをしたい」と話す。

「家に閉じこもってしまうと、筋力や認知機能が衰えるリスクが高まる」と指摘する。 その上で「人混みは避けるべきだが、自宅周辺を散歩したり、混雑を避けて近所で買い物したりと、生活ペースを大きく変えない方がいい」とする。体力を考慮しながら、物につかまっての片足立ち、椅子から立ち上がる運動などを自宅で続けることを勧める。人との接触を減らすと認知機能低下の懸念もある。

「感染のリスクは低くなっても、体の機能が落ち、ストレスもたまる」。それって、ただでさえ衰えている免疫力が更に落ちるということですよね、

昨日、ヘルパーさんの事務所から電話が。「緊急事態宣言で・・・」「えっ!」「介護サービスを辞退されるユーザさんが増えているのですが、そちらはどうですか?」と。「あ〜、ビックリした、もう出来ませんと言われるのかと思った。どうか引き続き宜しくお願いします!」と。

こんな記事も出始めました。

でも西浦教授はこう書いていますね。

「厳密には6割だけど」なんてこと、決して言っておりません。。。。朝日新聞からの取材も受けておりません。東京都との会見を曲解されたのかも知れないですね。。。 皆さん、8割が必要です!!!骨抜いたり色々しないで下さい!!!

後者は朝日新聞デジタルの有料記事ですが、当面の間、掲載している記事を原則無料で公開と。ただし無料会員への登録は必要ですが。

長い記事ですが、

背後ではもう少し詳しい再生産数のデータを作っています。医療と性風俗には残念ながら介入ができないと仮定して、一般の人口でそれを補填して、二次感染の平均値を1より下げるにはどれぐらい必要か見て、正確に言うと79%という数字が算出されました。
こういうのを「伝播の異質性」というのですが、人は社会で同じようには振る舞わないのです。一般企業の人も、個々人で同じ仕事をしていても、友達の多さや交流の活発度は違います。
それを加味したデータを作って、その基本再生産数が2.5になるように計算して8割となったわけです。 翻って言うと、制御できない業界を除く接触が8割未満だと流行の制御は難しいかもしれません。
なので、この8割減少は折れてはいけない数字なんです。

別記事ですがこういうことですね。

こういうことなら理解できます。80%減で1ヶ月で終息させられれば社会経済的損失は実は最小に押さえられると。内心上の図の65%減の緩い下降線でも御の字、欧米のような医療崩壊まで進まなければ良いのですが。でもそれだと社会経済的損失は実は今悲鳴をあげている状態が何ヶ月も続くということでしょう。

ただしこの感染数をリアルタイムに知ることは出来ません。我々が実際に見るのはPCR検査の陽性数であって1〜2週間前の感染の結果です。


4月11日
母はあのよちよちなお子ちゃまを目を細めて見ていました。

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こちらはそのお兄ちゃんとお父さん。カイトをあげていますね。

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私のご幼少のみぎりには凧を自分で作ったもので、カイトが出てきたときには、フン、あんなもの誰にだってあげられるじゃないかとバカにしたもんですが、今やそんなことを云うと民芸おじさん、いや、民芸じさまと呼ばれてしまうかも。

こちらの親子はシャボン玉。でも最近のシャボン玉デカ!見えます?

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こちらのお嬢ちゃん達のあれは何て云うの? 最近よく見かけますが。

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ところでここまで世間の風潮(政治家の風潮ではなく)に逆らうようなことも書いてきました。ストレス回避と「免疫力」ですね。家に閉じこ もっていないで外に出ようとか、親しい人とのコミュニケーションは大切とか。でもそれは「夜の街での飲みにケーション」ではありません。外とはアウトドア です。

それが「8割おじさん」の論理立てのどこに関係するのかという点だけは書いておきましょう。基本再生産数です。一般にそれは2から3。「8割おじさん」は2.5と見積もっています。もちろんそれは仮定ではあっても根拠の無いことではありません。

この動画では1分25秒ぐらいに「体内の警備隊=免疫細胞」が出てきます。その警備隊は多分白血球中のマクロファージでしょう。体内の警備隊の両極端がマクロファージと顆粒球です。怪我をしたときに大活躍が顆粒球ですが、未知のウイルスには役に立ちません。どちらに偏ってもまずいのですが、ハラハラ・ビクビクだと顆粒球側に傾きます。未知のウイルスには役に立っマクロファージの比率は減少します。つまり未知のウイルスに十分には戦えなくなる。

その程度によって感染しない人、感染(?)しても発症しない人、発症しても軽傷で回復する人、重篤化し中には死に至る人の差が出てくるのではないかと。つまり「8割おじさん」の計算式の中の係数2.5を3に近づけずに2の方向へ近づけるファクターにメンタルヘルスがあるのではないかと思います。

それにしても、「散歩もできない」近隣住民の保育園に対する厳しい目 だって。
可哀相ですね。

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