2020.10.15       本棚の増設記

2017年に国史大事典と建築史学会機関誌のバックナンバーを一括購入したのを機に本棚を作成したのですが、その後も本が増え続け・・・。

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かつその時々のテーマに関する書籍を椅子から手の届く処に置きたい為に本棚を増設することにしました。

設計は数ヶ月前に出来ていたのですが、母の介護や葬儀で遅れに遅れて、でもやっと完成です。

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実は前回ミスった事がひとつ。左側の壁にコンセントがあって、それを潰さないような加工は前回やっていたのですが、そこから延長したコンセントを右の縦板を通過させる加工をし忘れてしまってたんです。おかげで本棚の前がコンセントやケーブルでゴチャゴチャ。

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今回はそのリカバリ加工も実施。と云っても本棚は柱に固定したままの加工なので、ドリルで14mm ぐらいの穴を沢山開けてノミで四角い穴にするという荒技です。

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今回は増設分の右側まで延長です。縦板の足下に高さ40mmの下駄を履かせました。

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上にも40mmの継ぎ足しを。

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と言うのは、前回の棚は80mmの継ぎ足しをやっているので高さを合わせる為にです。

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金具は見える処は黒なんですが、奥のたわみ防止金具は見えないからとステンレスを使ったら意外と見えてしまう。

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仕方がないので黒い金具に変更です。 やっぱり黒い金具は昔の和箪笥みたいに見た目がシャキッと締まるんですよね♪

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完成です。 一番上の段が空いているのでこの先本が増えても大丈夫♪

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増設本棚の右側、窓の下も小棚を含めて上下四段、 増設本棚にもハサミにノギスにシステム設計用のテンプレートに、金尺も曲尺に60cmの直尺に巻尺等々ぶら下げてとっても快適♪

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更に電卓置き場の小さな棚も。どれだって? 時計の下です。

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良く何処に置いたか判らなくなって探し廻るものの定位置が決まりました。 
費用は12,823円。内木材が配送料込みで5,500円。但し、在庫の材料も使ったし、購入の中には未使用の買置きドリルの歯も含んでいるので正確には判りませんが。

10/21追記

更に脇の棚にワイングラス掛けを追加。ワイングラスと云ってもステムの短いワインのテイスティンググラスで、ワインを飲んでる訳ではなく、ウィスキーのお湯割りや、アイリッシュコーヒーもどきをこれで飲んでいます。「もどき」なのは生クリームを浮かべないから。あれ? スコッチを使うときは「ゲーリック・コーヒー」って云うの? 始めて聞いた。まあそれも「もどき」の内としましょう。

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棚に穴を開けてそこまでステムが通るように切っただけなのですが加工に失敗。なんとかリカバリした結果がこうです。黒いのは戸当り防音テープ(スポンジ)です。

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アップで見ると見栄えは悪いけど、まあ普段は目をこらして見ることは無いからこれで良しとしましょう。少なくとも地震でグラスが倒れて割れる心配は無くなりました。