2022.11.22  鉄鍋ガーデンテラスは自然農法に進出    

最近、鉄鍋ガーデンテラスの菜園の関係で、有機農業の中でも自然農と言われる吉田俊道氏関連の動画を見ていたら、この子、雰囲気は違うけどビジュアルは柴咲コウに似てるなぁ、と思っていたら、本当に柴咲コウだった。それもゲストじゃなくて柴咲コウ側のチャネルビックリ仰天! 
我家の鉄鍋ガーデンテラスの菜園も有機農法をすっ飛ばして自然農法に進出です。

世間の声; 今までとどう違うの? 今までだって肥料も農薬も使わずに穴を掘ってトマトとかの苗を植えただけじゃん! あっ、ずぼら農法を悔い改めたってことか!(私;フン!

籾殻と籾殻燻痰はホームセンターで見つけてたんですが問題は米糠。ホームセンターでは売ってない。お米屋さんに有るらしいとは知っていても、米袋なんてカゴ無し自転車じゃ運べない。
どうしたものかと考えていたら、いつもお酒を配達して貰っているちょっと遠くの酒屋さんが銘柄物の玄米を扱っていたことを思い出し、行って聞いてみました。

「この玄米は精米もするんですか?」。すると「精米機がそれ」
「精米すると糠が出ますよね〜、どうしてるんですか?」と聞くと「農家に引き取ってもらったり、小売もしてますよ、ほらそれ!」とビニールに1kgぐらい入れた袋を指さすではないですか。
「幾らですか?」と聞くと「30円」と。「へっ? じゃあ大きい米袋は?」「200円」と。安すぎ!
一升瓶2本とか大体5千円以上なら配達してくれるので 「これ、お酒と一緒に配達してくれたりします?」と聞くと「良いですよ」と。やった! そうして手に入れたのが右の米袋入りの米糠です。

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21日

籾殻燻痰ぼかし」の作成作業開始。
と云っても今回は発酵させずに落葉にまぶして、土に埋めて土の中で発酵させるから「ぼかし(米糠その他を発酵させた即効肥料)」 じゃないんだけど。  世間の声; やっぱりずぼらだ!

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落葉は公園脇の歩道に吹溜っていたものを70Lのビニール袋で8袋集め湿らせておきました。
それに米糠、籾殻、籾殻燻痰のブレンドを振り掛けてかき混ぜます。土壌を改良してくれる善玉菌のごはんが落葉で米糠はおかず。籾殻は米糠が米糠だけで固まらないようにする爲で籾殻燻痰は善玉菌が住む爲のマンションです。主役はあくまで善玉菌! 入れてないじゃないかって? 落葉についてるんじゃないかなぁ。これを埋める土のなかにも居るはず。

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我が家の自然農エリア其壱はこの1平米ぐらい。畝の半分です。
残り半分は白菜や蕪が植わっているので収穫が終わってから。

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まず穴を掘って、そこに米糠、籾殻、籾殻燻痰のブレンドを振り掛けた落葉を敷きます。
その後、隣を掘りその土で最初の穴を埋めます。一気に全体を掘ると土の置き場所が無いので。

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それを4回ぐらい繰り返して予定範囲の落葉を埋め込みが完了。でも失敗した
このエリアの植え付けは来春なので、発酵熱など気にせずにドッサリ入れれば良かった。
落葉3袋の予定が2袋で終わりに。端っこはやはり拾い集めた朽ち木。

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この枝を朽ちさせた白色腐朽菌(地球上で唯一木材を完全分解できる生物)、吉田俊道氏云うとこの糸状菌、「菌ちゃん」が米糠、籾殻、籾殻燻痰のフルコースで繁殖してくれたら、来年の夏野菜は大豊作のはず♪ 見て下さい。これなんてホントにキノコが生えてますぜい。
白色腐朽菌担子菌が居ることの動かぬ証拠♪ 

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世間の声: 取らぬ狸の皮算用だね。自然農って土作りに何年も掛かるって知らないの?
 反論! 勝利の瞬間をイメージすることが勝利への第一歩です!)

でも吉田先生のコロナ話はセーブした方が。センシティブな問題たから。免疫力が大切なのは学者だって知ってますよ。あの話し方は「宣伝/煽動」の「煽動」の方じゃないの? もしかして「菌ちゃん」話もそういう感覚? だとすると鵜呑みには出来ないので裏を取ることに。するとやはり納得出来ないことが。菌根菌と根粒菌をゴッチャにしてない? まあ植物の根圏での微生物との共生全体を圧縮して一般人にも解りやすい物語にしただけなのかもしれないけど。 

22日

まだ埋めていなかった最後の部分に落葉を山盛りに追加してもまだ余る。 

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既に埋めた処の畝の中央部分をまた掘り返して落葉ひと袋を投入!

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そして土をかけてやっと完了です。 

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手前の其弐エリアはまだ白菜などが植わっているので土木工事は出来ません。
来年の2〜3月の予定です。今回の其壱エリアは今後のベースとなる最もシンプルなやり方でしたが、次回の其弐エリアは納豆菌と森の土で「籾殻燻痰ぼかし」を作ろうかと。但し元肥や追肥として作るのではなく、あくまで土作りの爲なので、発酵ピークかちょっと後ぐらい、菌が爆増した段階で落葉と一緒に畝に埋め込もうかと。材料は今回の米糠、籾殻、籾殻燻痰にキノコが生えてるような森の土。そして今回の畝の隣の其参エリアは、緑肥としての菜の花やレンゲ草の花期が終わった5月頃にその漉き込みを兼ねて。その時は微生物資材も使います。

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緑肥の種はヘアリーベッチも撒いてあるんだけど、どれだけ蔓延ってくれるか。旨くいけば雑草避けと敷き藁に。来年はソルゴーの種も撒こうかと。でも何処に? 

皮付き豚バラブロック

ところで今日、オランダ産皮付き豚バラブロックを見つけ、皮付きって何って感じで買ってきました。

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それをダッチオーブンで皮側から強火でソテーした後、無水鍋50分後に食べてみたのですが、
皮が切れない。でもまあなんとか食べられた。

次ぎにお湯を加えて40分煮込んでポトフに。そうしたら皮も柔らかくなって簡単に切れて食べられました。皮が食べられるなんてビックリ! まあ、豚は耳だって豚足だって食べるからねぇ。それにしても皮付き豚バラブロックなんて売ってるってことは、ヨーロッパには皮付き肉を食べる食文化が有るってことだよね。何でも食べちゃうのは中国の専売特許かと思ってたらヨーロッパもそうだったとは!(O.O;)(o,o;)       まあフランスではカタツムリまで食べちゃうからね。

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翌日の写真です。見栄えは悪いけど。

ところでその無水鍋経由のポトフで御近所さんから頂いた小粒のジャガイモも食べました。
美味しかった〜。若奥様のお父さんだったかが送ってきたものとか。御実家が農家なのかもしれないけど、若奥様のお父さんが家庭菜園で作ったものだったりして♪ 
来年は今回の 畝でジャガイモ栽培もしようかしら