ケルビムのなんじゃこりゃー!編.2

その2

ピストですね。ブレーキも付いていないから。吊してあるってことは大夫昔に作ったものかもしれませんが、でも普通のピストですね。

普通のピストが何で”なんじゃこりゃー!”編に出てくるのかと言うと・・・・、下のピストの引き立て役なんでありました!


これもぶったまげて思考が停止していたんですが、”なんじゃこりゃー!”編の編纂の為にジーッと見ていたら、あれ? これどうやって曲がるの? ひょっとして直進専用ピスト???


更にジーッと見ていたら、なにやらヘッドチューブに異様な巾が。
あっ、こういうことか! と解ったのは この下の自転車を間近で見ていたからでした。
上のピストはトップチューブもステムも同じ色、と言うかメッキ? なんで一本の棒の先にドロップハンドルがついているように見えるんですが、違うみたいです。

騙し絵みたいなもんですね。誰だっけ、騙し絵で有名な中世ヨーロッパの画家は? 形態心理学の本に良く出てくる・・・・、あっ、これこれ、エッシャーでした。
中世じゃないや、1972年まで生きていた。フキフキ "A^^;


でも、この自転車を知らなければずーっと悩んでいたかも。フキフキ "A^^;


で、こういう自転車なんですが、ガラスが反射してちと解りにくいかも。
変速機系は NEXAVEの一番上なんですが、なんか未来指向のコンセプトコンポーネントみたいな印象で果たして実用になるんだろうかってところが親爺さんのコンセプトモデルに似合っているかもしれません。(笑)

なんて茶化していますが白状すると写真で見たときはなかなか良いデザインと思ったんですわ。いや、わびさび2世号の設計段階の話なんですがね。今野さんにこれなんかどうかね? と言ったら
「止めときな、そのRDって実はこんなにバカでっかいんだぜ、何なんだこのデカさは?」 
と箱から出してきました。それを見て「うっ、止めた!」(;-_-X;)

ちなみにこの頃、今野さんが言っていたのは
「ステムでフレームから持ち上げておいて、それをドロップハンドルでまた下げるなんてのは間違っている! 最初から下げときゃ良いじゃないか! ってのがこれだ。」
わし
「そうだそうだ、全くその通りだ! ステムで斜めに持ち上げてドロップさせなきゃ良いんだ!」
親爺さん
「いや、そう言うことを言ってるんじゃないんだけど。(;^_^A アセアセ…」
(もちろん脚色あり。笑)